1. HOME
  2. 木の情報発信基地Top
  3. 8.樹木
  4. 樹木・植樹・木のニュースアーカイブ TOP
ID 5788
登録日 2007年 12月18日
タイトル
伐採の桜、家具に加工し販売 仙台市地下鉄東西線工事
.
新聞名
河北新報
.
元URL.
http://www.kahoku.co.jp/news/2007/12/20071218t15043.htm
.
元urltop:
-リンク切れ-
.
写真:
 
.
仙台市の桜の名所で知られる西公園(青葉区)の周辺町内会でつくる「御譜代町まちづくり実行会」が、2015年に開業する市地下鉄東西線の建設で伐採された西公園の桜の木でいすやテーブルを作って売る 取り組みを進めている。来年春の花見の季節に販売し、売上金で桜を新たに公園に植える  西公園は地下鉄のルートにあり、西公園駅もできる。桜の木は約170本あり、うち37本が工事で切り倒された。チップにされ、堆肥(たいひ)化される予定だったという  実行会は青葉区大町、立町など5つの町内会でつくる。伐採木の行く末を耳にし、「何とか再生させよう」と家具にすることを計画。市に働き掛けて8月、無償で譲り受けた  木材の加工は宮城県川崎町の製材所、家具の組み立ては岡山県の家具メーカーが担当。来年1月に試作品を作る。実行会のメンバーでインテリアショップ経営の後藤寿之さん(47)は「約60年の樹齢に見合う丈夫な家 具を作りたい」と意気込む  販売は西公園の花見会場で行う。収益で桜の苗木を買い、公園内に造成されるお花見広場などに植える。積極的な植樹を続け、将来的には桜の新名所にしたいという  西公園の桜は戦後間もない1949―50年、篤志家の故及川房雄さんが戦争で荒廃した公園にソメイヨシノ300本を植樹したのが始まり。公園の旧市天文台前には及川さんの功績をたたえる日時計が建っている  実行会の上村甚一会長(66)は「郷土愛に満ちた及川さんの思いを引き継いだ。いすやテーブルに生まれ変わった桜が末永く市民に親しまれるよう願っている」と話す  川合清重事務局長(58)は「伐採された桜にとって一番、幸せな選択だと思う。木を提供してくれた市にもお礼を言いたい」と語っている。
..

このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

中川木材産業のビジネスPRその10   当社設計・施工のウッドデッキの事例その1 ホームページはコチラです。 画像クリックで拡大(公開2018.8.1 更新2019年9月11日 )