ID 5739
登録日 2007年 12月12日
タイトル
牛乳パックを鉢に樹木を栽培
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新聞名
新潟日報
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元URL.
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=2&newsNo=87044
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元urltop:
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写真:
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上越市岩木の上越地域水道用水供給事業団が、水源の森を育てるために、牛乳パックを利用して来年用の植栽苗作りを進めている
同企業団は同市柿崎区の柿崎川ダム上流で2年前に水源かん養林の植樹を始めた。育苗鉢として使っているのは牛乳パック。資源の有効利用が目的で、市内のスーパー2カ所に回収場所を設置し、先週までの1カ月
で約1000パックを集めた
植栽法は「生態学的混播(こんぱ)混植法」と呼ばれる、生態系に配慮した手法。いろいろな種類の木をまぜて植える。種子はケヤキ、マンサクなど25種類を準備。紙パックに土を入れ、10種類ほどの種を数粒ずつまい
ていく
他地域の樹木を植栽すると、交雑した子孫ができてしまい、生態系破壊につながる恐れがあるため、種子は秋から植栽地周辺で集めた
苗は来年秋までには10センチほどに成長、市内の小学生も参加して植樹する。同企業団総務課の市橋保副課長は「来年も今年と同規模の0・3ヘクタールほどを植栽したい」と話している。
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