ID 6078
登録日 2008年 1月24日
タイトル
思い出の桜を楽器に 中沢小で来月「ユカイナ」製作
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新聞名
長野日報
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元URL.
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=9606
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元urltop:
-リンク切れ->
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写真:
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駒ケ根市中沢小学校の子どもたちが2月5日、昨年春まで校庭にあった桜の木で「ユカイナ」という楽器作りに挑戦する。桜は戦後まもなく植樹された校庭北側のソメイヨシノ4本で、昨年12月に開通した県道駒
ケ根長谷線中沢地域バイパス「中沢大通り」整備のため伐採された
桜を活用したいと考えた同校が、伊那市西春近に木工芸のアトリエ「木彫香房 夢庵」を開く加納義晴さんに連絡して、「思い出の桜の木でユカイナをつくりたいと」と提案した。加納さんは昨年6月下旬の工事後に桜を引
き取って材木にして、ユカイナのキットを制作していた
ユカイナは縦6センチ、横3.7センチ、厚み2センチの小さな笛。加納さんがアイデア商品開発販売のIKE2企画、池上正秋さんと「誰でも音が出せる楽器をつくろう」と開発した楽器で、「ド」から一オクターブ上の「レ」ま
でと半音を鳴らすことができる。穴のふさぎ方も簡単。キットは二つの部品を張り合わせ、吹く部分を削って完成させる
5日にまず4―6年の67人が楽器作りを行う。加納さん、池上さんと演奏家の笛師九兵衛(北原有)さんを講師に招き、1日かけ笛づくりから合奏までを体験する
加納さんは「自分たちで作った自然の素材の楽器で音を出して、みんなで合奏する楽しみを知ってほしい」と話している。
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