ID 5603
登録日 2008年 1月10日
タイトル
花粉、飛散早めに 来月初旬から 研究会・スギ予測
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新聞名
山陽新聞
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元URL.
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2008/01/11/2008011108413247005.html
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元urltop:
-リンク切れ-
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写真:
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今シーズンの花粉症対策は早めに―。中四国の医師や薬剤師でつくる備讃空中花粉研究会(名部誠代表)が、今年の県内のスギ花粉飛散量は比較的少ないものの、飛び始める時期が例年より2週間ほど早い
2月初旬と予測し、早期予防を呼び掛けている
スギの雄花は夏に芽ができ、翌年2月下旬から花粉を飛ばし始めるが、暖冬の年は飛散開始時期が早まる。広島地方気象台は、中国地方の今年1月の平均気温が例年より高くなると予想している
一方、飛散量は前年夏の気象条件が大きく左右。7月に気温が高く降水量が少ないと、雄花の芽が数多く育つため、飛ぶ花粉数も増える。しかし、昨年7月は台風の接近や遅い梅雨明けで雨量が多く、月平均気温も笠岡
市の25・0度(平年26・4度)など軒並み平年より低く、今年の飛散量は若干少ないとみている
スギとともに花粉症への影響があるヒノキについては、県内では民有林面積が約11万7000ヘクタールでスギより3倍ほど広い。名部代表は「現状では、ヒノキの飛散量の予測は難しいが、早めに医師に相談して薬を
処方してもらったり、マスクをつけるなどの対策をとれば、症状を軽く抑えられるだろう」としている。
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