ID 5560
登録日 2007年 12月 3日
タイトル
ポインセチアでクリスマス
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/homeguide/green/20071126hg04.htm?from=yoltop
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元urltop:
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写真:
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12月に入って、街はクリスマスデコレーションで一段とにぎやかになりました。自宅でもポインセチアを飾って、クリスマスを迎えるワクワクした気分を楽しみませんか
ポインセチアはメキシコ原産の熱帯花木。ちょうどクリスマスの頃に花芽ができ、花の周囲の苞(ほう:葉の変形したもの)が赤く色づきます。赤はキリストの血、緑は永遠の生命。真紅の苞と濃緑色の葉はクリスマスカラ
ーのイメージそのもの。クリスマスの装飾や贈り物によく使われます。ポインセチアを長く楽しむためのコツを紹介します
近頃は品種改良が進んで、苞の色は赤だけでなく、白、ピンク、黄など、さらに斑模様が入るものもあります。お好みの色のものを選んで購入しますが、長く楽しむコツ(1)は、よい株を選ぶこと。よい株とは、苞の色が
鮮明で、下葉が黄色くなっていないもの。中心の花が1~2個開いているものがよいでしょう
4号(直径12センチ)の赤と白の2鉢を購入しました。長く楽しむコツ(2)は、すぐにひと回り大きな鉢に植え替えること。新たに根が伸びる余地が確保でき、水管理も容易になります。5号(直径15センチ)の素焼き鉢、
鉢底ネット、鉢底石、草花用培養土(元肥入り)を用意し、根鉢を崩さずに植え替えます。同様に白花も植え替えます
長く楽しむコツ(3)は、置き場所です。寒さにあてたり、日照不足にすると、下葉が落ちてしまいます。ですから、室内の日当たりのよい窓辺に置き、夜の最低温度を10度以上に保つようにします。ただし、暖房の温風は
直接あてないこと。乾燥しすぎて一晩で枯れてしまいます
最後に、長く楽しむコツ(4)は、水やりです。土が過湿になると根をダメにします。鉢土が乾いているのを確かめてから、たっぷり水やりし、鉢皿の水は必ず捨てます。肥料は来年の春まで不要。春になったら戸外の日当
たりのよいところで育てます
さて、「クリスマスの寄せ植え」(2006年11月20日)に使ったコニファー(ゴールドクレスト)ですが、お正月用には「お正月飾りの寄せ植えを作る」(2006年12月18日)、春用には「春の花の寄せ植えを作りましょう」(2007
年3月12日)、夏用には、「4か月は楽しめるコリウスの寄せ植え」(2007年6月11日)と、季節ごとに植え替えをして楽しみました。今回は冬用にリニューアル。コリウスを掘り上げ、白のガーデンシクラメン2株とローズマ
リー1株を植えてみました。ガーデンシクラメンも太陽が大好き。昼間は戸外の日当たりのよいところに置いて育てましょう
さあ、みんな集めてクリスマスデコレーションコーナーを作りましょう。留守が多い昼間は日当たりのよいところに置き、夜は家族の注目を集める室内の特等席に飾ります。
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