ID 5326
登録日 2007年 11月10日
タイトル
遊休農地守ろう 箕輪の住民有志がナツメの木を植樹
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新聞名
長野日報
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元URL.
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=8886
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元urltop:
-リンク切れ->
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写真:
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箕輪町福与の住民有志グループ・福与の農地を守る会(田中喜美春代表、20人)は10日、遊休荒廃農地を守る取り組みの一環として、ナツメの木25本を区内の遊休農地に植樹した。小雨の降るあいにくの
天気の中、会員ら10人が出て、1本ずつていねいに植え付けた
同会は、区内でも増えつつある遊休・荒廃農地を活用し、農地としての機能を持たせながら地域の活性化を目指そうと2003年12月に発足。以来、アンズやアケビ、焼酎イモ、ソバ、ナズナなどを区内の農地で栽培し、
およそ4ヘクタールを農地として復活させている。営農組合単位など、農業関係団体での農地復興組織は各地にあるが、住民有志が集まった例は、上伊那地方でも珍しい
ナツメの植樹は、同会会長で町農業委員会長の那須千元さんが、研修で新潟県を訪れた際、通常のナツメの実の3倍程度の大きさの実のなる品種「大雪(だいせつ)」を栽培するグループと出会い「栽培に手間がかから
ず、永年作物で土地も永続的に使える」と地元に戻って提案。さっそく苗木を取り寄せるなど準備を進めていた
植樹したのは同区中村地籍の諏訪神社北側約5アールの農地。高さ約50センチの苗を4メートル間隔で植え付けた
那須会長によると「来年秋には最初の実が収穫できる」。同会ではこれまでもナズナの収穫祭などを開催していることからも「ナツメも収穫祭ができればいいな」と来年の秋に思いをはせていた。
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