ID 5325
登録日 2007年 11月10日
タイトル
高山の巨木数全国2位 NPOフォーラムで報告
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新聞名
岐阜新聞
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元URL.
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20071111/200711110910_3302.shtml
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元urltop:
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写真:
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高山市は巨木の数が全国2位―。10日、同市一之宮町で始まった「第20回巨木を語ろう全国フォーラム飛騨高山大会」で、同市には幹回り300センチ以上の巨木が690本あり、市町村別では、東京都奥多
摩町の1000本以上に次ぐ全国第2位の数であることが報告された
同市一之宮町のNPO法人ひだ位山ふるさと学校が、巨木に対する関心を高めようと市の補助を受けて9月から調査。結果が同フォーラムで報告された
確認された巨木は、スギ、イチイ、ケヤキ、ブナ、ミズナラなど約20種類で多種多様。同市奥飛騨温泉郷神坂にあるトウヒが幹回り472センチで日本一、同市清見町楢谷にある2またのサワラが幹回り計1215セン
チで日本最大級であることも分かった
サワラの根元には古いワイヤーが置かれており、同法人では「周辺の木を切り出すとき、運搬用のワイヤーを掛けるため残されたのではないか」と、住民生活に根付いていた歴史を分析している
調査にあたった同法人の中島照雅さんは「全国トップレベルの豊かな自然があるという証し。これを機会に、今まで関心が薄かった住民らの目が注がれれば」と、保護活動の輪が広がることを願っている。
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