ID　5303

登録日　2007年 11月　9日

タイトル

旧東海道クロマツ跡に記念碑

新聞名

東海日日新聞

元URL.

http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&id=21215&categoryid=1

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写真:

　

今年２月末に伐採された豊橋市岩屋町字岩屋下、旧東海道のクロマツの跡地に記念碑が建てられ、８日、除幕式が行われた。松並木を伝える最後の１本であり、文化的な価値も高く、根株そのものも永久保存 し、後世に伝えることにした 　除幕式は飯村校区自治会（大矢重弘会長）主催で行われ、早川勝市長が出席した。昨年沿道に植樹した東部中１年生や飯村小６年生、付近住民らも参加し、５０人余が見守る中で、除幕された 　まず自治会を代表し、飯村校区副自治会長で岩屋町自治会長、植村幸司氏が「最後の１本が枯れてその跡に記念碑を作った。皆さんに植えてもらったマツとともにいいシンボルができた」、早川市長は「市制１００周年 を記念して製作した銘木１００選のうちの１本だった。実に残念。新たに植えた５本のマツに期待する」とあいさつ 　東部中１年、近藤里奈さんも「総合学習で東海道の松並木を勉強した。枯れて伐採されたのは残念だが、自分たちで植えたマツが成長するのが楽しみだ」と語った 　記念碑は高さ１．２メートル、幅２０センチと２５センチ。天頂にありし日の雄姿が写真で紹介されている 　伐採したクロマツは高さ１１メートル、幹周り２．４メートル、根周り６メートルだった。根株そのものも伐採したままの状態であり、早川市長は「何らかの措置をして長く保存したい」との考え方を示した。