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ID 5279
登録日 2007年 11月 7日
タイトル
昭和30年代の桜並木を 三峰川で堤防の盛り土工事
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新聞名
長野日報
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元URL.
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=8859
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元urltop:
-リンク切れ->
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写真:
 
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 伊那市美篶青島の三峰川右岸で、桜並木の復活に向けた堤防の盛り土工事が行われている。かつての桜並木を再び―との住民要望に応え、天竜川上流河川事務所が実施。昨年7月豪雨災害後の防災対策 で進める天竜川の河床掘削工事に伴う土砂を活用した。市は来春、地元などと協力して数十本の桜を植樹する予定で、合併を機に掲げる「日本一の桜の里づくり」にも弾みが付きそうだ。
 桜の植樹用に盛り土している区間はかつて桜並木があった場所で、堤防沿いに約30本残る樹齢100年近い古木の西(下流)側。植えた桜の根が堤防本体を傷めないよう斜面にシートを張り、その上に土を盛っている 。高さ約2―3㍍、幅約3㍍、延長約450㍍。3カ所に階段を設置し、石のベンチも配置する。使う土砂は約4000立法㍍を見込む。
 青島区の右岸堤防の桜は大正時代、地元の篤志家の橋爪定太郎が堤防の強化などを目的に私財を投げ打って植えたもので、昭和30年代は約80本あったという。しかし、1972年、川砂利の採取で堤防が運搬道路に なり、桜が邪魔になったため大部分が伐採され、残っても手入れが行き届かず、樹勢が衰えていた。
 こうした中で96年、区民が青島堤防桜保存会を結成し、桜の保護活動を開始。 美篶小学校児童も95年から2002年にかけて東(上流)側に桜約60本を植樹した。
 桜並木復活を願う声も高まり、同区は今年、桜堤復活推進委員会を設置し、美篶地区とともに市に実現を要望した。
 青島区の若林徹男区長は「昔の桜並木は見事で、西駒ケ岳からもきれいに見えた」と振り返り「桜並木が復活すれば住民も喜ぶと思う。植えた桜は基本的に地元で維持管理していきたい」と話す。
 天竜川の河床掘削工事は流量拡大を目的に昨年度から5年をめどに伊那市以北で進む。同事務所は土砂は地元市町村で活用してもらいたい考えだが、 桜並木の盛り土に使うのは「珍しいケースではないか」とし「川 に近付くチャンスもでき、堤防にもプラスになる」(伊那出張所)と歓迎する。
 右岸堤防に並行して東西に続く農道は、”桜の高遠”と市街地の中間にあり、今月1日、国交省の「風景街道」に認定された「信州伊那アルプス街道」に含まれる
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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