ID 5278
登録日 2007年 11月 7日
タイトル
城山公園の桜守る! 有志34人が集結
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新聞名
北海道新聞
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元URL.
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/59345.html
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元urltop:
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写真:
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県南の桜の名所、三戸町の城山公園の桜を手入れするボランティア組織「桜奉行」が七日、発足した。組織のスタートに合わせ、樹木医で弘前市公園緑地課の小林勝主幹が剪定(せんてい)など技術指導を行
った。今春、公園の桜の花が極端に少なく、管理の在り方が問われただけに、会員たちは弘前公園の桜を守り、活力を与えている技術を学んだ。
公園内にはソメイヨシノを中心に約千六百本の桜がある。今春、桜の花は例年の一割程度と極端に少なく、関係者や観光客をがっかりさせた。野鳥のウソによる食害が原因の一つとみられ、維持管理について町議会で
も議論になった。
公園の桜の手入れについてはこれまで、各団体などが個別に行ってきた。これを組織化し、ボランティアとして町全体で桜の維持管理を行っていくこととし、リンゴ農家、観光協会や町議会関係者ら三十四人で「桜奉行」
をスタートさせた。
同日の組織会では、「桜奉行」会長を務める日ノ澤昇一・町議会経済民生常任委員長が「城山公園は三戸町の財産。城山の桜を再びきれいに咲かせたい」とあいさつ。小林主幹が桜の病虫害の事例などについてスライ
ドで説明した後、公園内で剪定の実演を行った。
城山公園の桜について、小林主幹は「全体的に(花が咲かなくなる)てんぐ巣病が多い。全体的に日照不足の傾向で、下の枝が枯れやすい。木の上にだけ枝がはり、ウソが来やすい。木の下から若い枝を伸ばしてやる
必要がある」と指摘した..