ID 5265
登録日 2007年 11月 7日
タイトル
森林植物園と親和女子大 環境分野で共同研究
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新聞名
神戸新聞
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元URL.
http://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/0000732162.shtml
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元urltop:
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写真:
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自然環境の教育や研究を共同で進め、地域活性化に結びつけようと、神戸親和女子大学(神戸市北区鈴蘭台北町7)と市立森林植物園(同区山田町上谷上)が6日、同園で地域連携の覚書を交わした。近接す
る両者は約10年前から交流を続けており、今後は学生ならではのアイデアを生かした企画なども展開する。(今泉欣也)
まちづくり、知的財産の相互活用などを目的とした官学の連携は近年、県内で相次いでいる。両者の交流は、園内での活動が中心で、同大茶道部による野だてなどのほか、昨年からは学生が観光シーズンに車いす利
用者を介助するボランティアを行っている。
大学の持つマンパワーを今後の運営に生かしたい同園と、同園の自然・博物資源を環境教育に活用したい大学の方向性が一致、連携が実現した。施設を相互開放し、自然環境の共同の学術研究、同園職員による森林
や植物文化の講義などを進めるとともに、さまざまな行事を企画運営し、鈴蘭台地域の活性化も図りたい考えだ。
覚書の調印式には同園を所管する市公園緑化協会の中本正信理事長や市野和雄園長、同大から山根耕平学長らが出席。調印後、園内に「学問の木」と呼ばれる中国原産のカイノキを記念植樹した。
「職員と学生、教員の交流を深め、一体的な活動を展開したい」と市野園長。山根学長は「環境教育は重要性を増しており、来年は神戸で環境相サミットもある。教師を目指す学生にとっては貴重な実習の場になる」と
喜んでいた..