ID 5204
登録日 2007年 11月 3日
タイトル
観光客で賑わう黄金色のイチョウ並木
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新聞名
JanJan
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元URL.
http://www.news.janjan.jp/photo-msg/0711/0711010981/1.php
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元urltop:
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写真:
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9月中旬大雪山系から始まった紅葉は、低い山から郊外へ、そして平地の札幌市内にも広がりました。
ハルニレ・カシワ・イタヤカエデなどの黄葉は、すでに峠を越し、ヤマモミジ・エゾヤマザクラの紅葉はいまが色鮮やかです。
そして比較的色づきの遅いイチョウも緑の葉から黄色の葉に変わりました。
10月も終わろうとしていたこの時期が、北の都札幌では公園や街路樹の紅葉が一番の見ごろです。
大通公園 10月28日
10月30日、イチョウの黄葉を観察しようと、北海道大学キャンパスを訪れました。
観光客が闊歩するキャンパス
都心のど真ん中に位置する北大構内は、緑一色の世界から錦の世界に変わっていました。そして学生と市民、観光客がミックスして広いキャンパスを歩いていました。
北大構内は札幌の重要な観光ポイントです。北大構内には2つの有名な並木があります。一つはポプラ並木、一つはイチョウ並木です。
イチョウ並木は長さ380mの道路の両側に、およそ70本のイチョウの木が植えられています。樹齢は80年前後で、見事な黄金色のトンネルを作っていました。
金色の ちひさき鳥の かたちして 銀杏散るなり 夕日の岡に
与謝野晶子はどこのイチョウをみて歌ったのでしょうか。光まばゆい情景が浮かんできます。
この時期になるとイチョウ並木は毎年のようにテレビや新聞で報じられ、それを見た市民や観光客がどっと訪れます。この時期だけイチョウ並木のある北13条通りは、「商店が一軒もない」繁華街となります。
三脚をもったアマチュアカメラマンが良いアングルを求めてあちこち歩き回っています。日曜画家が腰をすえて筆を走らせています。それを覗き込むようにして後ろからじっと見ている人もいます..