ID　5074

登録日　2007年 10月21日

タイトル

太さ国内2位のブナを確認

新聞名

東奥日報

元URL.

http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20071021091602.asp

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写真:

　

青森市浪岡大釈迦の梵珠山で二十日、国内で二番目に太いブナが確認された。県から委託を受けた県樹木医会の「巨樹・古木の担い手リーダー養成研修会」の実習で判明したもので、幹回りは八・五六メート ルにも及ぶ。研修会の講師として同行した県樹木医会事務局長の斎藤嘉次雄さん(60)は「これだけのブナが、市街地からも近い場所にあることの意味は大きい」と話している。
　今回、測定されたブナの巨木は推定で樹齢三百－四百年。高さ二七・五メートル、枝張りは南北に一九・二メートル、東西に一六・三メートルと、周りの木々を圧倒する大きさ。環境省自然環境局生物多様性センターが全 国の自治体から集めたデータ（主に幹回りが基準）によると、ブナでは秋田県仙北市和賀山塊のブナが幹回り八・六〇メートルで国内一位。梵珠山ブナはわずかに四センチ及ばなかったが、樹勢はほぼ同格という。
※写真＝幹回り8メートル56と計測された梵珠山のブナの巨木。樹齢は300年以上とみられる