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ID 5067
登録日 2007年 10月21日
タイトル
頭も体も心も染めて!全身で味わう紅葉の世界
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新聞名
サンケイスポーツ
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元URL.
http://www.sanspo.com/gourmet/club/071019.html
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元urltop:
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写真:
 
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山々が色づく季節。この時期、各地の紅葉の名所でウオーキング&ハイキングイベントを実施する。例えば、全国36カ所の国定・国立公園内にある休暇村では、山を熟知する案内人と歩くガイドウオークを 展開。JR東日本でも、駅を起点に紅葉を楽しみながら歩く「駅からハイキング」が開かれる。また、赤城山などウオーキングマップを用意する紅葉の名所もある。「錦秋」を満喫するには、歩いてみるのが一番だ。
◇ 色づく秋そのものが味わえる休暇村。紅葉を満喫できる企画も多い。
そのひとつ、北アルプス南端、乗鞍岳のすそ野にある「休暇村 乗鞍高原」(長野県松本市)の注目は「07秋の乗鞍高原散策と上高地ガイドウォーク」(2泊5食付きで2万6000円)だ。
見ごろを迎える11月初旬までの企画で、自然観察指導員の村憲明さんら専門のガイドが、上高地を案内してくれる。
「この実は何の木の実だと思いますか」「これは春に芽を出す冬芽なんですよ」。歩きながら、ときには立ち止まって、説明をしてくれる。標高3000メートル級の穂高連峰や焼岳、霞沢岳などの名峰に囲まれた上高地は、「 樹木の種類も多く紅葉が身近に感じられる場所」(村さん)という。
村さんおすすめの紅葉ポイントは「田代池から見る霞沢岳」。カエデ、桜、ナナカマドなど、赤や黄色に染まった木々が常緑樹の中で輝く。また、大正池から見る穂高連峰は、「紅葉の季節は新雪の季節でもある。冠雪の山 と、白樺やカラマツの黄金色、ナナカマドの赤のコントラストは、本当にすばらしいですよ」(村さん)。小梨平では、真っ黄色に輝くカラマツ林が見事だ。
一方、富士山のふもと、田貫湖畔にある「休暇村 富士」(静岡県富士宮市)では、11月7~8日に、1泊2日の宿泊プラン「ぐるっとまるごと!富士山満喫トレッキング2007 秋の草花に出会う旅~天子山塊から富士山を 望む~」(1人1万4500円~)を企画。同休暇村営業課の岡部一夫さんによると、「長者ヶ岳から天子ヶ岳へと縦走する約8キロ7時間程度のトレッキングで、田貫湖ふれあい自然塾の案内人がガイドします」。
長者ヶ岳の山頂から見る景色は圧巻で、「紅葉に彩られた田貫湖が箱庭のように見え、その先に、雄大な富士山がそびえる。空気が澄み始める11月以降は、“富士山日和”。冠雪の富士を眺められるかもしれません」(岡 部さん)。
ほかにも、「休暇村 茶臼山高原」(愛知県豊根村)では、11月30日まで「奥三河 紅葉のハイキングプラン」(1泊2食付きで8000円~)を企画。また、すべての休暇村ではスタッフが周辺を案内する約30分の「朝のお 散歩会」(無料)を実施している。早朝の光に輝く紅葉が楽しめるのも休暇村の魅力だ。
【紅葉を愛でる】 北関東の名峰赤城山(群馬県富士見村)は、日本百名山の1つにも選ばれている紅葉の名所。同村産業課商工観光係の中村克弥さんは「見ごろは20日前後。11月上旬まで楽しめます」と話す。
標高約1828メートルの最高峰・黒檜山の山頂からの景色の美しさには目を見張る。中村さんおすすめの紅葉スポットは、「山頂近くの“小尾瀬”とも呼ばれる覚満淵(標高1360メートル)」。
沼の周囲には約30分で周れる木道や歩道が整備されており、「ミズナラやカエデ、モミジなど周囲の木々が色づき、澄んだ水面に色とりどりの紅葉が映し出される。黄金色にそよぐ湿原の草黄葉の美しさもぜひ味わって ください」(同)。
また、赤城大沼を1周できる約60分のハイキングコースでは、赤や黄色の木々と湖の美しいコントラストが楽しめる。
「大沼ではワカサギ釣りもでき、ボートの上から見る周囲の紅葉も素晴らしいですよ」と中村さん。ハイキングマップは、覚満淵近くの赤城山ビジターセンターに用意。「観光相談などもできるので、気軽に立ち寄ってくだ さい」(同)。
【「駅からハイキング」で楽しむ紅葉の昇仙峡】 JR東日本が企画する「駅からハイキング」には、これから12月にかけて紅葉が満喫できる企画が目白押しだ(表)。いち押しは、11月3日開催の(応募締切31日)、荒川源流の奇岩・奇石が連続する渓谷美と紅葉が満喫 できる「甲斐の国 紅葉の昇仙峡散策」=写真。
JR中央本線甲府駅を起点に、天神森バス停から猿岩、羅漢寺、仙娥滝(せんがたき)を経て、昇仙峡ロープウェイでの空中散歩を楽しむコースで、企画した同社八王子支社営業部の竹島雄志さんによると、「仙娥滝手前 の覚円峰と呼ばれる断崖絶壁から見下ろすツツジ、カエデの紅葉が見もの。花崗岩の白い奇岩と赤黄緑に輝く木々の美しさに圧倒されます」。黄色に染まった落葉樹の中、ごう音を立てて落ちる仙娥滝は迫力満点。昇仙 峡ロープウェイからは、「天気のいい日には富士山も見える。秋色に染まった広大な景色が眺められます」(同)。
歩行距離は約5キロ、施設での見学時間を除いた歩行時間は約2時間5分。竹島さんは、「多少こう配はありますが、舗装された道が大半で歩きやすい。ハイキング初心者にもおすすめ」と話す..

このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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