ID 5032
登録日 2007年 10月18日
タイトル
樹木で巡る円山動物園 マップを作成23種130本 紹介(
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新聞名
北海道新聞
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元URL.
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/55675.html
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元urltop:
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写真:
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札幌市円山動物園は園内に植えられているイタヤカエデやナナカマドなど代表的な樹木二十三種、約百三十本を紹介する「園内樹木マップ」を初めて作成し、無料で配布している。本格的な紅葉シーズンを
迎える動物園。動物観察だけでなく木々を巡る散策も入園者の楽しみに加わりそうだ。(竹中達哉)
樹木マップは「木の案内図」と「木のガイド」のA4判二枚で構成。「木の案内図」はイチイなど在来種の針葉樹を「▲」、ヤエザクラなど移入種の広葉樹を「○」で表すなど四つのマークを使って木の位置が一目で分かる
ようにし、マークの大きさで木の「お薦め度」を表す工夫も凝らした。
一方、「木のガイド」は「カツラ=葉っぱがかわいいハート形」「ハリギリ=若い木の樹皮には、鋭いトゲがあるので注意」など二十三種の樹木の特徴を五十音順で紹介している。
円山動物園を含む円山公園は、明治初期に「養樹園」としてスギなどが実験的に植樹され、現在も多くの巨木が残る。また国の天然記念物、円山原始林が隣接し、動物園内には四季折々の姿を見せる木々が林立する。
こうした豊かな緑を植物観察や環境教育の教材に使ってもらおうと、同園は九月初旬からマップ作りに着手。同月中旬には園内の約五十本の木に、名前と特徴を示すプラスチック製の「樹名板」を設置し、マップと合わ
せて木の位置を把握しやすいようにした。
樹木マップは、公式ホームページ(http://www.city.sapporo.jp/zoo/tree/treemap.html)でも公開している..