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ID 4969
登録日 2007年 10月12日
タイトル
小田井沢川上流の土石流崩壊地 27日に植樹祭
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新聞名
長野日報
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元URL.
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=8598
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元urltop:
-リンク切れ->
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写真:
 
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 岡谷市花岡区(小口瀇明区長)は27日午前10時から、昨年7月の豪雨災害で土石流が起きた小田井沢川上流の崩壊地で植樹祭を行う。県諏訪地方事務所によると、豪雨災害で山腹が崩壊した場所への植 樹はこれが初めて。区民や地元小中学生、ボランティアなどが参加し、コナラやケヤキなど約850本を植える。一般の参加も歓迎している。
 区は、植樹祭を「みんなの森林づくり事業」と位置付け、区民総参加の継続的な森林造りを開始する考えだ。崩壊地は個人所有地だが、すでに所有者の承諾を得ている。豪雨災害を受けて市が今年度創設した「広葉樹 林造成事業」の助成金を活用し、樹齢2―3年の苗木を購入する。
 計画だと、県の災害復旧治山工事が終了した崩壊地約0.4㌶に、県内産のコナラ700本とケヤキ100本のほか、境界にヒノキとサクラ各25本を植える。樹種は、諏訪地事所林務課や市農林水産課と相談して決めた 。
 県によると、コナラやケヤキは諏訪地方に多い広葉樹で、ケヤキを沢筋に、その周囲にコナラを植え、森林の災害緩衝機能の強化を図る。同面積の植樹だと通常1200本を植えるが、災害の教訓から過密を避けて根 や幹の成長を促すという。
 小田井沢川では昨年7月19日未明、上流の山腹5カ所で大きな土砂崩壊が発生し、土石流が下流の集落を襲い、7人が亡くなった。区は治山工事が終わり次第、ほかの崩壊地にも植樹をしていく計画だ。
 土石流で亡くなった花岡泰男さん=当時(58)=は、山の荒廃を心配し、昨年5月に小口区長と森林造りを約束していたという。小口区長は「泰男さんの遺志を受け継ぎ、広くみんなに参加してもらって森林作りをしてい く。災害に強い森林造りの意識や情報を西山(諏訪湖西側の山)から発信したい。30―50年後に憩い、人が集まる西山になれば」と話している。
 当日は、会場周辺でドングリを採取し、広葉樹の「一世帯一鉢運動」につなげていくという。災害復旧工事や森林造りの説明のほか、記念標柱の設置なども行われる予定だ..

このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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