ID 4951
登録日 2007年 10月11日
タイトル
砂押川沿いの桜保全考える
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新聞名
タウンニュース
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元URL.
http://www.townnews.co.jp/020area_page/03_fri/01_kama/2007_4/10_12/kama_top1.html
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元urltop:
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写真:
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鎌倉女子大大船キャンパス脇を流れる砂押川の両岸一体の桜並木を再生しようと、地域住民と行政の連携により10月27日(土)、同大大船キャンパスで「鎌倉さくらみち再生シンポジウム」が開催される。午
前10時から12時半まで。現在参加者募集中。この取り組みは桜を保全しようと昨年10月に発足した約30人からなる「さくら検討会」の活動の一環。桜の植樹などを行う市民団体らが参加し、交流や学習などを行う。
砂押川沿いの桜は、昭和11年の松竹撮影所移転にともない植樹された1200本のソメイヨシノの一部。
春には川沿い一体が桜の花で彩られるなど、地域で慕われてきた場所だが、環境の変化などにより年々樹が弱り「いずれ倒れそう」な状態となった。危機感を持った住民が声を挙げ、昨年10月に行政の協力により桜保
全を検討する場(さくら検討会)を設置、今後の取組みを話し合ってきた。今年1月には樹木医による現況調査や樹勢回復実験を実施。また地域の子ども達による樹名板作成など、桜並木保全の広報に努めてきた。
シンポジウムでは、桜の保全などを行う市内4つの市民団体が参加し、交流会やパネルディスカッション等を行う。また一橋大学通りの桜並木保全で知られる「国立桜守の会」代表、大谷和彦氏の講演を予定する。
参加団体の一つで砂押川清掃などを行う砂押川プロムナード桜愛護会では、「シンポジウムで先輩方の経験談を聞き、桜保全に活かしたい」と話した..