ID 4950
登録日 2007年 10月11日
タイトル
新伊那市の「花・木・鳥・歌」候補選定
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新聞名
長野日報
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元URL.
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=8586
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元urltop:
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写真:
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伊那市の歌、花、木、鳥候補選定委員会(春日博人委員長、15人)は10日、市役所で第4回会合を開き、新市の歌は旧市歌「伊那市の歌」、花は「さくら」、木は「かえで」、鳥は「らいちょう」とする各候補を選定
した。11月の次回会合で選定理由を固め、その場で小坂樫男市長に報告する。
会合では各委員が個々の慣行について意見を述べ、全員が了承する形で選んだ。花、木、鳥は「やわらかなイメージを与える」平仮名で表記するとした。
花は全員が桜で一致したが、タカトオコヒガンザクラが全国的に有名なことや、新市の独自性を出す上から「コヒガンザクラ」を推す意見もあった。これに対し「伊那市は日本一の桜の里づくりに取り組んでおり、コヒガン
ザクラにこだわらずさまざまな種類の桜を大事にしてはどうか」との意見が大勢を占め、「さくら」と決めた。
木は、秋の紅葉の美しさや、旧長谷村木として長谷地域では植樹も盛んな「かえで」を選定。鳥は旧長谷村の鳥で、南アルプスに生息する「らいちょう」とした。「高山のある都市でないと選定できない」「ロマンがあり、
シンボルにふさわしい」との意見もあった。
候補の選定に際し「桜を植える市民運動を展開し、名実ともに桜のまちに」「カエデを植える場合は土地に合った種類を植えてほしい」「ライチョウは中央アルプスでは絶滅しており、南アでの保護育成を図ってほしい
」などの願いも出され、これらも報告に加える。
市歌は、歌詞が新市の歌としてふさわしく、名誉市民でもある高木東六さんが作曲していることなどを理由に、旧市歌を採用することにした。
春日委員長は「名前はもちろん根拠も挙げて伊那市らしいものが出た。選定理由の文言を詰めて成案にしたい」と話した。
市歌などの慣行は合併協議で新市で制定することになっており、市は6月、地域や各種団体の代表、専門家、市議らで委員会を発足し、検討してきた。
新市の歌、花、木、鳥は委員会の報告を受けて市で決定する..