ID　4780

登録日　2007年 9月21日

タイトル

木祖村が森林整備の基金設置へ 条例改正案を議会に

新聞名

信濃毎日新聞

元URL.

http://www.shinmai.co.jp/news/20070921/KT070920ATI090007000022.htm

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　木曽郡木祖村の栗屋徳也村長は、２０日開会した９月定例村議会に、村内の森林整備を目的とした「木曽川源流の森林育成基金」を設けるための村基金条例改正案を提出した。木曽川の上下流の縁で交流 してきた名古屋市の企業から、森林整備促進のために１１２万円の寄付を受けたことに伴う。今後、同基金を寄付の受け皿とし、広く下流域に協力を呼び掛けていく考えだ。
　基金は、目的を「広葉樹林等の育成で、水源涵養（かんよう）と地球温暖化防止対策を図る」と規定。上下流交流の象徴として、景観や環境を重視した森林づくりを進めるとしている。
　栗屋村長は議会で、名古屋市の水道設備会社「スミ設備」から「森林整備のため毎年寄付をしたい」との申し出があり、本年度は関連会社を含め１４社から計１１２万円の寄付があったことを説明。基金として積み立てる ことで「水源の森の育成保全への思いをくみ取り、効果のある事業を進めたい」とした。
　同村は、愛知県内からの森林ボランティア受け入れなど、上下流の交流に積極的に取り組んでいる。栗屋村長は「下流域の人たちの環境に対する関心が高まり、（森林整備への）理解が深まってきていることがうれしい」 と話した..

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