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ID 4632
登録日 2007年 9月 5日
タイトル
樹齢800年、建物を避けて見事な大往生
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新聞名
朝日新聞
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元URL.
http://www.asahi.com/komimi/TKY200709050074.html
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元urltop:
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写真:
 
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国の重要文化財「立木観音」で知られる会津坂下町の恵隆(えりゅう)寺で、樹齢800年余と伝えられるカシワの巨木が3日、根元から倒れた。虫に食われて数年前から立ち枯れており、同寺では4日、焼香台 を設けて丁重に供養した。高さ16メートル、直径2メートル半の幹は未明に、しかも境内の参道や建物を避けるように倒れており、参拝客は口々に「たいしたもんだ」とささやき合っていた。
建物をさけるように倒れたカシワの巨木。「お疲れさま」と幹をさする参拝客も=4日、会津坂下町の恵隆寺で  倒れたのは、観音堂が建立された1190年に植えたとされるアオナラガシワ。福島県内の名木を登録する「緑の文化財」のうちの一つだ。境内に自宅がある副住職の藤田恵盛(けいせい)さん(41)によると、3日午前 4時20分ごろ、「ドーン」という大きな音がして跳び起きると、根元から折れていたという。  カシワが倒れたのは、参道とは逆の北東方向で、すぐそばの手洗い鉢(手水(ちょうず)舎)などの建物にも被害はなかった。  05年ごろから立ち枯れた状態で、枝打ちなどをして見守ってきたという藤田さんは「いつかはこうなると思っていたが、人的な被害もなく、倒れる時間や場所を選んでくれたよう」と感慨深げ。5日には解体・撤去に入る ため、4日は朝から読経し、参拝客向けの焼香台も設けて供養した。  カシワが倒れたと聞き、喜多方市から駆けつけた遠藤薫さん(72)は「ほんとによくよけて倒れたもんだ。見事な最期だ」と手を合わせていた..

このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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