ID 4533
登録日 2007年 8月23日
タイトル
浜松・芳川北小の校庭に"学びの木" 河島さんが15年前に寄贈『コルクガシ』
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20070823/CK2007082302043231.html
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元urltop:
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写真:
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ワインのふたなどに使われるコルクの原材料で、日本ではめったに自生しないブナ科の木「コルクガシ」が、浜松市南区芳川の芳川北小学校の校庭ですくすく育ち、児童らの格好の“学びの木”になっている。
コルクガシはポルトガルや地中海沿岸などで多く栽培されているが、日本では植物園以外、ほとんど見かけない。同校の木も、15年前にフラワーパークの元事務局長の河島五郎さん(84)=南区本郷町=が「地域の人
に親しんでもらえれば」と寄贈した苗が起源だ。
河島さんは公民館や神社など6カ所にも苗を寄贈しているが、日本の気候が適さないらしく、いずれも全滅。不思議なことに同校の苗だけはすくすく育ち、高さ約2メートル、幹の直径20センチにまで大きくなった。
同校の杉森敏幸教務主任(48)は「総合的な学習の時間に役立てたい」と話し、河島さんも「とても珍しいものだから大切にしてほしい」と語った。
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