ID　4519

登録日　2007年 8月22日

タイトル

松尾山からの眺望再び 関市瀬尻小関係者が古道整備

新聞名

中日新聞

元URL.

http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20070822/CK2007082202042791.html

元urltop:

写真:

　

関市瀬尻小学校区が一望できる同市小瀬の松尾山（１３７．１メートル）で１９日、古道を整備し、山頂からの眺めを復活させるため、同校教職員や民生児童委員、地元住民ら２０人が、生い茂る木の伐採にとり かかった。
　山の西側には弥勒寺官衙（かんが）遺跡群や小瀬鵜飼の行われる長良川が、東側には市街地が広がる。
　古道は六年ほど前まで人が通ることができ、中腹や山頂から市内が一望できた。しかし、台風や雪害による倒木や雑木が増え、通りにくくなっている。
　同校三年生の社会科で、「自分たちの地域を上から眺めてみよう」という授業があり、「山頂からの眺めを復活させ、学習の場にできれば」と、学校が関係者らに呼び掛け、整備が実現した。
　関係者らはのこぎりやなたを手に、生い茂った木を切ったり、取り除いたりしながら、山頂までの古道約七百メートルを歩いた。
　山頂付近は約五十メートルほど平らな部分があり、この日は一部を伐採。後日、何日かに分けてチェーンソーなどを使い、山頂の視界を良くしていく。
　遠藤兵庫校長は「地元の皆さんに、とても感謝している。児童たちのためだけでなく、地域住民の憩いの場として、利用が広がってほしい」と話していた..

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