ID 4479
登録日 2007年 8月19日
タイトル
撤去ケヤキ譲渡先募集 町内会など想定 仙台市方針
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新聞名
河北新報
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元URL.
http://www.kahoku.co.jp/news/2007/08/20070818t13037.htm
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元urltop:
-リンク切れ-
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写真:
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仙台市が進める地下鉄東西線建設に伴う青葉通(青葉区)のケヤキ撤去問題で、市は17日、伐採を予定しているケヤキ37本について、移植を含めた受け入れ先を募集する方針を決めた。公益性、費用負担
などの条件面が折り合えば譲渡する。
譲渡先について、市は町内会や商店街組合などの団体を想定している。一本当たり280万―320万円に上るとみられる移植費用は、引き受け側の負担となる。
「ケヤキは市民共有の財産」との位置付けから、企業や個人は譲渡対象から原則として除く。
有識者や市民を交えて、譲渡先を審査する委員会を10月上旬に設置。2週間程度の募集期間を設けた上で、同月中に最終的な譲渡・伐採本数を決める。移植時期は来年1月ごろになる見通し。
委員会は、譲渡に関する審査だけでなく、伐採したケヤキ材活用の具体策についても検討する。
東西線工事に伴う樹木の伐採に関しては、青葉区錦ケ丘の町内会が西公園の桜3本の譲渡を市に申し入れ、団地の開発業者が費用を負担して7月に、団地内への移植が実現したケースがある。
市によると、伐採予定のケヤキに関しては、問い合わせは数件あるものの、正式な譲渡の申し入れは今のところ寄せられていないという。
仙台市は今年1月、東西線建設で影響を受けるケヤキ50本すべてを移植する方針を表明したが、約1億6000万円の移植費用などに異論が相次いだ。
市は工法変更で、撤去対象を50本から44本に減らした上で、7本だけを移植する方針を7月にあらためて決定。市審議会などが了承している..