ID 4464
登録日 2007年 8月19日
タイトル
行政・政治 : 伊那「桜のある風景」を修景 ガードレールを木製に
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新聞名
長野日報
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元URL.
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=8055
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元urltop:
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写真:
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伊那市は今年度、「日本一の桜の里づくり事業」の一環で、桜のある風景の修景事業に取り組む。市内全域から、絵になる風景をピックアップし、周辺の鉄製ガードレールを木製にして景観を向上させる。5年 計画で、市建設課は「目玉のスポットとして、観光振興にもつなげていきたい」と話している。
今年度は、高遠町勝間の薬師堂の境内にあるシダレザクラで修景事業を実施する。樹齢約140年の古木とされ、薬師堂とのコントラストは格好の被写体で季節には多くの写真愛好者が訪れる。しかし、角度を変えて撮
影しても手前の市道の白いガードレールが写り込んでしまい、風情を壊すなどと不評だという。そこで3カ所、計120メートルを木製に取り換え、桜とマッチした風情のある景観にする。事業費は433万2000円を見込み、3
分の2は県の地域発元気づくり支援金を充てる。
このほか高遠城址公園内の景観向上も狙い、城址公園へ続く殿坂も次年度以降の事業の対象として検討中。木製ガードレールの価格は鉄製の3倍くらい高く予算的な制約はあるが、「1枚の写真にした場合の風景として、
白いガードレールが景観を阻害していないかという観点で市内全域から必要な個所をピックアップしていきたい」(同課)としている。
同市は新市発足を機に、桜の里づくりに力を入れており、今年度から市振興公社に委託して旧中央病院跡地や鳩吹公園など市内公共施設にある桜の維持管理にも取り組んでいる。今後は「地域での桜守の養成にも取り
組んでいきたい」という..