ID 4349
登録日 2007年 7月29日
タイトル
縄文杉の枝折れる、台風4号の暴風か 屋久島
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新聞名
朝日新聞
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元URL.
http://www.asahi.com/national/update/0728/SEB200707280042.html
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元urltop:
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写真:
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世界自然遺産の屋久島(鹿児島県)で、屋久杉の中で最も大きい縄文杉(高さ約25メートル、幹回り約16メートル)の枝1本が折れたことが分かった。台風4号の暴風によるものとみられ、現地で確認した上屋
久町の樹木医荒田洋一さん(51)は「大きな影響はない」としている。
枝は直径約30センチ、長さ約5メートル。高さ約20メートルにあったもので、荒田さんらが17日に見つけた。林野庁もこの事実を把握しており、8月2日に対策会議を開いて、折れた枝の処分などについて話し合うとい
う。
島では台風4号が接近した14日朝、最大瞬間風速47.2メートルを記録した。縄文杉は尾根筋に近い斜面にある上、最近は見学者用のデッキが設置されて、比較的風を受けやすい状態にあるという。
縄文杉は05年12月、積雪の重みで直径約80センチ、長さ約4メートルの枝が折れた。折れた枝は現在、屋久杉自然館に展示されている..