ID 4334
登録日 2007年 7月27日
タイトル
天日干し始まる 昔ながらの木のせいろ
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新聞名
紀伊民報
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元URL.
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=128976
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元urltop:
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写真:
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梅雨明けとともに、田辺市や、みなべ町で、塩漬けした梅の天日干しが始まった。周辺に甘酸っぱい香りを漂わせ、日本一の「梅どころ」に夏の訪れを告げている。
毎年、土用入りする7月20日ごろから作業が始まるため、「土用干し」ともいわれる。田辺市中三栖の那須道夫さん(67)方では、昔ながらの木製のせいろ約350枚を使って干している。
木のせいろは、プラスチック製に比べて重く、手入れが必要だが、湿気をよく取るため、同市三栖地域では使っている農家が多いという。那須さん方では、好天が続くこの時期は、大きい実を中心に4~5日干す。作業は
10月まで続く。
那須さんは「今年は梅干しの価格が昨年より上がっていると聞いているので、期待したい」と話している..