ID 4265
登録日 2007年 7月13日
タイトル
カルモの桜と30年=西谷さん句集「さくらもり」
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新聞名
ニッケイ新聞
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元URL.
http://www.nikkeyshimbun.com.br/070712-73colonia.html
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元urltop:
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写真:
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元鳥取県人会長、県連会長で、長年聖市のカルモ公園への桜植樹に携わってきた西谷博さん(87)がこのほど、米寿の記念に、自身がこれまで詠んだ桜に関する俳句をまとめた句集「さくらもり」を出版した。
日本移民七十周年の記念事業として片岡義久さん、松原勝利さん、西谷さんら地元関係者を中心に始まった、同公園への桜植樹。いまではヒマラヤ桜一千本のほか、沖縄、雪割など合わせて約千五百本まで増えた。三
年目から開催、「桜がなくて皆から冷やかされた」(西谷さん)という桜祭りも、今では毎年大勢の人でにぎわう。
西谷さんは植樹委員会発足以来、二十五年間委員長を務め、四年前に後進に道を譲った。現在は同委員会名誉会長。「皆が立ててくれたおかげです」と話す。
南風の俳号を持ち、句会「砂丘」を星野瞳氏と主宰。同句集は、桜の世話をしてきた日々、日本から苗を持ってきたが根付かなかったこと、植樹に関わった人たちの思い出など、この二十九年の折々に詠んだ八十八句
に自身の文章を添えたものだ。
「米寿の記念に、何か桜のことをまとめたかった」という西谷さん。「自分が好きなことで、評価されるようなものではないですけどね。自分史の一つですよ」。
同句集は二百五十部を印刷。地元や日本の友人、句会の関係者へ送るという..