ID 4162
登録日 2007年 6月22日
タイトル
銚子塚古墳出土の木柱復元 県埋文センター
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新聞名
山梨日日新聞
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元URL.
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2007/06/22/16.html
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元urltop:
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写真:
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県埋蔵文化財センターは、国史跡・銚子塚古墳(甲府市下曽根町)から出土した古墳時代の木柱を復元、製作した。作業は石川工務所(甲州市塩山上於曽、石川重人社長)に依頼。四日間かけて直径約八十セ
ンチ、長さ約四メートルの杉の丸太材から直径約二十センチの木柱を削り出した。当時の加工技術を再現しようと、古墳時代の鉄斧(てっぷ)や手斧(ちょうな)などの道具も復元。千六百年前の職人の技をよみがえらせ
た。
木柱は、四世紀後半に造られた前方後円墳(全長百六十九メートル)の後円部の端から二○○四年に出土した。直径約二十センチ、長さ約九十センチ。直立に埋められ上部は朽ちていたが、もとは地上二、三メートルの
高さがあり、古墳での祭りに使われたとみられる。古墳での木柱の出土は全国でもめずらしい事例として注目されていた..