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ID 4140
登録日 2007年 6月19日
タイトル
エドヒガン桜を調査
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新聞名
南信州サイバー
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元URL.
http://www.minamishinshu.co.jp/news2007/6/20n2.htm
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元urltop:
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写真:
 
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室町時代初期には既にあったとされる飯田市下久堅の下久堅小学校敷地にあるエドヒガン桜がことし春、老朽化などの影響で、ほとんど花をつけなかったことから、同区まちづくり委員会や地区関係者らが1 6日、樹木医の専門家とともに、桜の調査を行った。
 静岡県浜松市の樹木医、塚本こなみさん(57)が木の大きさや土壌、根の様子などを診断して、応急的な対応策を伝えた。正副の区長や学校関係者、支所職員らが調査に立ち会った。
 塚本さんは「木に悪性の菌はなく、しばらくは延命する」と説明。一方、学校敷地の硬い土の中にある上、顕彰碑や消火栓、石垣、電話ボックスが根の負担になっていることから、根に影響のある物の移転の必要性を説 明した。関係者は今後、塚本さんの正式な報告書に基づいて、対応を検討する。
 同区まちづくり委員会などによると、戦前に県が調査しており、「下久堅村桜の馬場の彼岸桜」の名で樹齢500年以上になっているといい、昭和27年3月29―同40年4月1日まで「県指定文化財」にも指定されていた。
 今春から地区の歴史的背景などを基に、地元の郷土史家などで調査を進めた結果、樹齢は650年から700年になっていると考えられる―とした。
 樹齢も含めて詳細についての調査は継続中だが、この調査結果によれば、飯田下伊那地方では、愛宕神社の約760年、三穂立石の三本桜の約700年に次いで3番目に古い桜となる。
 この桜は幹の腐朽や樹勢の衰えが進む中で、4月9日の満開期には昨年に比べ花の数が激減。古くから地区を見守ってきた桜の再生に向け、関係者が今月、業者に依頼して、添え木や支柱を施した。また、子孫を残す ため実を集めて、区内に植えることも考えている..

このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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