ID 4083
登録日 2007年 6月14日
タイトル
五賀さんの庭先で、初めて開花したヒトツバタゴ
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新聞名
北海道新聞
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元URL.
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/32171.html
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元urltop:
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写真:
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町内太美町の五賀利雄さん(70)、隆子さん(68)宅の庭先で、「なんじゃもんじゃの木」と呼ばれるヒトツバタゴが満開となった。植栽から十年で初の開花。なかなか、花をつけないため一時は伐採することも
考えたが、夫妻は「かれんな白い花。良く咲いてくれた」と感激している。
モクセイ科で、長崎県対馬などの自生種は国の天然記念物に指定されている。現在は移植などで関東以南を中心に全国にある。通常、開花まで八年ほどかかり、寒冷地のため十年かかったようだ。北大植物園による
と、道内には自生せず、屋外で生育するのは珍しいという。
苗木は一九九七年、木や花が好きな五賀さんの定年退職を記念して、海上保安庁の同僚からもらった。道内勤務が長かった経験から同年四月に当別へ移住し、庭先に約三十センチの苗木を植えた。
ところが、木は高さ四メートル以上に成長したものの、花が咲く気配がない。昨年、公園への寄贈や伐採することも検討したが、「もう一年待ってみよう」と様子を見たところ、五月下旬につぼみのようなものが膨らみ、今
月九日ごろ満開になったという。
夫妻は「切ってしまおうと脅かしたことが効いたのかも。どんな実をつけるのか楽しみです」と話している..