ID 4041
登録日 2007年 6月 8日
タイトル
駐車場の木が切られてしまった
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新聞名
オーマイニュース
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元URL.
http://www.ohmynews.co.jp/news/20070606/11829
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元urltop:
-リンク切れ-
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写真:
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わざわざ切らずに残しておいたはずなのに、ついに切られてしまった。
以前、神奈川県相模原市のJR相模線上溝駅近くに、とあるスーパーがあった。現在は別のスーパーとして営業している。駐車場はそのころと変わっていないが、別のスーパーになってからは、いいことはないような気
がする。唯一よかったのが、駐車場だった。
スーパーの駐車場は広いのに……(撮影:小牧みどり)
無料の駐車場は、広々としていて、駐車場のまんなかに木があった。大きな柿の木は、実がなるころになると、車の上に落としてしまう。だから柿の実が熟すころは木のまわりには囲いがされ、駐車できないようになって
いた。そんなゆったりした雰囲気の「田舎の店」が好きだった。
わたしは、柿若葉のこの季節に、この柿の木の下に車を止めるのが好きだった。夏に向けて、日影にもなっていたのに、見れば無残な切り株。人間の心の荒廃を具現化しているようで、なんだか痛々しい..