ID 3651
登録日 2007年 4月27日
タイトル
佐賀県武雄市 川古の大楠 樹齢3000年の威容
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新聞名
西日本新聞
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元URL.
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/saga/20070427/20070427_003.shtml
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元urltop:
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写真:
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樹齢3000年の川古の大楠。新緑の季節は特に生命力を感じさせる
樹齢3000年といわれるクスノキが点在し、巨木の里といわれる佐賀県武雄市。中でも威容を誇るのが、環境省選定の巨樹・巨木で全国5位となっている「川古(かわご)の大楠(おおくす)」(若木町)だ。樹高25メートル
、幹回り21メートル、根回り33メートル。新緑の季節を迎え、若葉が巨木を彩り始めた。
大楠の幹には、僧行基(668-749)が観音像を浮き彫りにしたと伝わる。廃仏棄釈で削り取られたが、地元で大切に保管され、今、像は御堂に祭られている。江戸末期にはオランダの医師シーボルトが、絵師に大楠を
描かせたという。悠久の歴史を刻む大楠の生命力は、人々を引き付けてやまない。
1995年4月には、大楠公園として整備。そばを流れる小川では、水車がゆっくり回り続ける。市内には、全国7位の「武雄の大楠」や、県内3位の「塚崎の大楠」もある。3本を歩いて巡り、長寿にあやかろうという「武雄
三樹まいり」も市民団体が開いており、次は5月3日の予定。自然を感じ、美肌の湯として知られる武雄温泉で汗を流せば、最高の休日に-..