第21代日本さくらの女王で、長野県出身の医大生平林美智瑠さん(20)と、モンゴルのさくらインターナショナルプリンセスで、歌手のナラントヤ・ムンフトルさん(23)らが訪れ、市民ら約100人が歓迎した。
アクセシブル気仙の木川田典弥代表が「日本とモンゴルの人と心をつなぐ桜が、気仙でもたくさん咲いてほしい」とあいさつ。同センターの庭園に、濃いピンクが特徴のカワヅザクラ5本を植樹し、記念碑を除幕した 。
振り袖姿の平林さんは「陸前高田の桜が自然の風景に溶け込んで咲いている姿に感動した」とあいさつ。モンゴルの女王や姫がまとう民族衣装で訪れたナラントヤさんも「ちょうど桜が満開の時にお招きいただき、 大変ありがとうございます」と、流ちょうな日本語で話した。
一行は、レンツェンドー・ジグジット駐日モンゴル特命全権大使の友好メッセージを中里長門市長に贈った。同植樹式は2004年から毎年、気仙地域で行われている。
このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。