ID 3492
登録日 2007年 4月12日
タイトル
巨大な石の割れ目から樹齢350年以上の老木が
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新聞名
岩手日報
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元URL.
http://www.iwate-np.co.jp/flower/07sakura/07isiwari/2007isiwari.html
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元urltop:
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写真:
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今年も国天然記念物・石割桜(盛岡地方裁判所内)のカメラウオッチングを始めます。初日の12日はポカポカ陽気で、まだ開花前なのに「今年はどうかな」と目を凝らして見て行く人が目立ちます。昨年、石
割桜の開花は21日。今年は暖冬で早まりそうです。盛岡の開花予想日は、平年より4日早い19日です。(巨大な石の割れ目から樹齢350年以上の老木が、絵のように花開く全国でも珍しい桜の木です。
盛岡市の盛岡地方裁判所の前庭にある周囲21メートルの花こう岩。その割れ目を根本として、見事な枝ぶりを見せる1本のエドヒガン。薄桃色の花は例年開花から2-5日ほどで満開となり、盛岡に本格的な春を告げ
ます。
かつてこの場所には南部藩の家老の屋敷があり、庭石の割れ目に種子が飛んできて育ち、成長に伴って次第にこの石の割れ目を押し広げてきたというものです。
幹の周囲4.6メートル、樹高10.6メートル、枝の張りは17メートルという立派な大木で、国の天然記念物に指定されています。樹勢の衰えが目立っていたため2000年春、50年ぶりに樹木医による本格的な治療が行
われました..