ID 3443
登録日 2007年 4月 6日
タイトル
「ソメイヨシノ」だった 醍醐寺の老桜、京都市内で最大
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新聞名
京都新聞
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元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007040600089&genre=J1&area=K1I
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元urltop:
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写真:
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醍醐寺(京都市伏見区)の霊宝館前にある桜の巨木が遺伝子解析の結果、ソメイヨシノであることが、5日までに分かった。ソメイヨシノの巨木は珍しく、確認されている中では京都市内で最大で、京都府内では
トップ4に入る大きさという。
1930(昭和5)年に若木が植樹されたといい、樹齢は推定90-100年。幹周りは3・25メートル、高さ11メートル。同寺によると、花つきがよく、花弁も通常より大きいことから、これまでソメイヨシノと特定できなかった
。
DNA鑑定を担当した住友林業筑波研究所(茨城県)の中村健太郎主任研究員によると、ソメイヨシノは、江戸後期から明治初期にかけてつくられ、接ぎ木や挿し木で広がったため、遺伝子はすべて同じ。この特徴を生か
して遺伝子を解析し、ソメイヨシノであることを確認できたという。
環境省の調査では、幹の円周が3メートル以上のソメイヨシノは全国に207本あるが、関西以西には10本しかない。府内では、福知山市に2本、綾部市に1本ある
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