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ID 3312
登録日 2007年 3月29日
タイトル
通り抜け370本のうち2本、謎の桜…品種など不明
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20070329p202.htm
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元urltop:
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写真:
 
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 造幣局(大阪市)の「桜の通り抜け」(4月5日~11日)を彩る124品種370本の桜のうち、品種も植樹時期も分からない「謎の桜」が2本ある。清楚(せいそ)な一重桜とあでやかな八重桜。入手経路も判然と しない。通り抜け期間中は、一本一本に「紅手毬(べにてまり)」「楊貴妃」などと品種を書いた大きな名札を取り付けるが、この2本には付けられず、造幣局は「春の伝統行事に名無し桜では……」と調査に乗り出す。
 通り抜けは今年121回目。造幣局の南門から北門に抜ける通り約560メートルの両側に、370本が並ぶ。
 品種の分からない2本は、北門近くの奥まった場所にある。一重桜は5枚の花びらが大きく開き、八重桜は花がこんもりとして、その姿から造幣局の職員たちは「菊咲き」と呼ぶ。
 2002年に造幣局が管理のために導入した「桜戸籍情報管理システム」では、2本の名称は「調査中」、購入・寄贈先は「不明」となっており、植栽年月日も空欄。一重桜は「北C―1」、八重桜は「北N―2」という管理番号 だけが書き込まれている。
 通り抜けの桜は03年に独立行政法人となった造幣局の資産で、それまでは国有財産。ほとんどを購入しており、購入の場合は品種も記録される。しかし、通り抜けを前に造幣局が過去の書類を調べても、この2本の桜 に関する記述はなかった。
 造幣局は「開花を待って専門家に見てもらい、品種を特定できれば、通り抜け期間に間に合うように名札を付けてやりたい」としている..

このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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