ID 3303
登録日 2007年 3月28日
タイトル
珍種ハナガタミ満開 越前市・城福寺 継体大王も鑑賞?
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新聞名
福井新聞
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元URL.
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=431
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元urltop:
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写真:
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越前市五分市町の城福寺で、境内にある「ハナガタミ」と呼ばれる珍しい品種のしだれ桜が、例年より少し早く満開になった。
下に垂れた枝の先端に花を房状に付けている。小ぶりで白色の花は次第にピンク色が濃くなるという。
池保住職(76)によると、この品種は全国でも極めて珍しいという。同寺庭園にあったハナガタミの巨木が1963年の雪で倒壊。残った木の一部を育てて現在の場所に移植し、再び花を咲かせるようになった。
城福寺のある味真野地区は、今年即位1500年を迎える継体大王が恋人の照日(てるひ)の前(まえ)と過ごしていた場所として伝えられており、桜と同名の謡曲「花筐(はながたみ)」には2人のロマンスが記されてい
る。
池住職は「大王が恋人と見られていたかもしれない大切な桜。宝物として守っていきたい」と話している..