ID 3240
登録日 2007年 3月26日
タイトル
暖冬で1週間早め 桜咲かず祭り失敗
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新聞名
東京新聞
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元URL.
http://www.tokyo-np.co.jp/00/cba/20070326/lcl_____cba_____003.shtml
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元urltop:
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写真:
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川面に映える満開の桜が絶品で、指折りの花見の名所になっている市川市の真間川沿い。地元商店会が主催する「境川さくらまつり」が25日開かれたが、肝心の桜はつぼみのまま。暖冬で祭りを1週間早めた
のがあだになった格好だ。
同市北方1から上流約1.5キロにわたり、真間川の両岸には約400本のソメイヨシノが植えられている。桜の季節には小説家の永井荷風や脚本家の水木洋子らが散策を楽しんだという。
祭りは「北方2丁目商工会」と「鬼越駅前通り商店会」が10年前から実施。例年、4月の第1日曜に開催していたが、今年は記録的な暖冬だったため1週間早めた。2月の下旬から、ちらし3万枚を作り、ちょうちんをつる
すなど準備を進めてきた。
祭り当日は午後まで強風を伴った強い雨。模擬店を出店し、子供たちの「北一太鼓」を披露したが来場者はほとんどなかった。鬼越駅前通り商店会の矢沢健次会長は「最悪だった。これまで雨に降られたことはなかった
のに」と、恨めしそうに桜のつぼみを見上げた。同市公園緑地課によると、今月末には真間川沿いの桜も見ごろを迎えるという。
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