ID 3219
登録日 2007年 3月24日
タイトル
セラピー基地ですっきり森林浴 鶴居の民有林 道内初認定
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新聞名
北海道新聞
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元URL.
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20070324&j=0025&k=200703244957
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元urltop:
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写真:
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森林セラピー実行委(事務局・国土緑化推進機構)は二十三日、森林浴で科学的に心身の癒やし効果が確認できたとして、釧路湿原国立公園内の民有林「山☆山林」=釧路管内鶴居村=を森林セラピー基地
に道内で初めて認定した。民有林の認定は全国初。宿泊施設の整備なども考慮した総合評価は最高位にランクされ、北海道の新たな観光スポットとして話題を呼びそうだ。
山☆山林は広さは約二百五十八ヘクタールで東京ドーム五十五個分。林業関連会社北都(釧路市)が管理運営している。ニレなどの落葉広葉樹が生い茂り、タンチョウやオジロワシも生息する。アイヌ民族のチャシ(と
りで)跡から釧路湿原が見渡せる丘陵地、エゾヤマザクラが咲き誇る第二展望台など見どころ満載だ。
同山林では昨年九月、血圧や心拍数などを調べる生理実験を行い、癒やし効果が確認された。
森林セラピー基地と散策路の森林セラピーロードは、今回合わせて十四カ所認定され、全国で二十八カ所。基地の認定は、○五年に亡くなった同社の山☆正幸会長の夢でもあり、息子の山☆正明社長(46)は「先代の
思いが評価されたのがうれしい」と喜びをかみしめる。
同山林では現在、北海道和種馬(ドサンコ)によるホーストレッキングや地元のネイチャーガイドとの森林ツアーなどが行われている..