ID 3177
登録日 2007年 3月19日
タイトル
「しわ榎」2代目を植樹 京丹後の網野南小 台風被害の初代近くに
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新聞名
京都新聞
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元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007031900148&genre=F1&area=K60
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元urltop:
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写真:
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台風で折れた浦島伝説ゆかりの名木「しわ榎(えのき)」の2代目を-と、網野南小(京都府京丹後市網野町)の児童たちが19日、しわ榎の種から育てた苗木の植樹を行った。
旧網野町「ふるさと自慢百選」のしわ榎は、推定樹齢約250年。玉手箱を開いて老齢となった浦島太郎がしわを取って投げつけたことで、波打つ樹皮が現れたとの説話が残る。2004年の台風23号禍などで主枝が折
れ、網野町郷土文化保存会(森四郎会長)を中心に保全に取り組んできた。
植樹は保全活動の一環で、同保存会がしわ榎から採取した種を用い、同小の5年生36人が昨年4月から学校の花壇で育ててきた。
この日は50センチほどに成長した苗木50本のうち、6本を同保存会や樹木医らの指導のもと、同小の近くにあるしわ榎の周辺に移植。蛭子奉紀君(11)は「あんなに立派な木が折れるとは思わなかった。これから苗木を
元気に育てたい」と、二世の成長を楽しみにしていた。
残りの苗木は、校内や網野町郷土資料館など5カ所に植える予定..