ID 3149
登録日 2007年 3月17日
タイトル
手入れの仕方は? 伊那市が「日本一の桜の里」へ講習
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新聞名
長野日報
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元URL.
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=6569
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元urltop:
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「日本一の桜のまちづくり」を目指している伊那市は16日、同市中央区の伊那公園で桜の管理講習会を開いた。今後市内の桜を管理する市振興公社職員ら九人が受講。同市高遠町高遠城址公園のタカトオ
コヒガンザクラ約千五百本を長年管理している桜守、稲辺謙次郎さん(62)=同町東高遠=が、年間を通じた桜の手入れや病気の見つけ方、せん定のタイミングなどを指導した。
同市は、高遠城址公園を中心に、市全体を観光資源として生かすため「日本一の桜の里づくりプロジェクト」を設立。講習はプロジェクトの第1弾で、桜の花が咲く前に基本を学んでおこうと計画した。
稲辺さんは「花や葉、幹の状態を毎日よく観察し、桜の木が出すサインを見逃さないで」と強調。てんぐ巣病対策について「全滅させるのが理想。ほかの木にうつるので見つけ次第枝を切除して」などと呼び掛けた。
記録的な暖冬だった今年は「水不足でアメリカシロヒトリなどの虫が多く発生するのでは」と予想。「葉の裏まで調べて早めに発見すれば消毒しないで済む。消毒しなければ鳥が虫を食べ、いい循環になって木も喜ぶ」と
述べた。
市は2007年度、新規事業で「桜の里づくり」560万円を予算計上。市内の桜の分布や樹齢、生育状態などを1年間かけて調査する..