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木を遊歩道に
新聞名
富山新聞
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元URL.
http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20071029102.htm
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元urltop:
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写真:
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白山市と県石川農林総合事務所は二十八日、同市の白山瀬女高原スキー場で、ブナの植え付け体験を実施した。「郷土種の森を育てる」ことを目標に、ゲレンデ部分などで自然に芽生えた幼木を採取し、遊
歩道周辺に植え直した。参加者は小さな木の十年、二十年後に思いを巡らせ、立派に育つよう願いを込めた。
体験はいしかわ森林環境基金事業の「県民森づくり大会」の一環で行われ、県内から親子連れら約百人が参加した。ゴンドラ山頂駅から「瀬女遊林パーク」に向かい、ここ数日の冷え込みで、さらに鮮やかさを増した紅葉
をめでながら森林内を散策した。NPO法人ネイチャープロジェクト白山のメンバーらが案内役を務めた。
遊歩道そばのゲレンデに生えていた高さ十センチほどの幼木を採取した後、休憩小屋周辺の斜面や遊歩道脇に植樹した。参加した子供たちは、小さいながらも葉が黄色く色付いた若木から生命の息吹を感じ取り、雪
でつぶれないよう斜めにして丁寧に土をかけた。傍らには自分の名前などを書いた木のくいを打ち込んだほか、事前に周辺で採集しておいたブナの種子も植えた。
能美市の助田卓夢くん(8つ)は「苗木が小さくて驚いた。どのくらい大きくなるか、また見に来たい」と話した..
このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。
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