ID 3110
登録日 2007年 5月21日
タイトル
復興の森づくりへ1100人植樹
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新聞名
苫小牧民報
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元URL.
http://www.tomamin.co.jp/2007/cp070521.htm
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元urltop:
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写真:
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植樹に汗を流す小学生ら
台風で大きな被害を受けた支笏湖周辺に緑を復活させる「支笏湖周辺台風災害・復興の森づくり」2007春の植樹が20日、スタートした。千歳、苫小牧や札幌などから多くの市民や団体が参加し、荒れ果てた被災地に一本一
本丁寧に苗木を植えた。
04年9月の台風18号で、多くの風倒木が出た国有林(約7000ヘクタール)を復旧しようというプロジェクト。市や市民団体、専門家などで実行委を組織し、セブンイレブンみどりの基金を活用して06年から3カ年計画で約1
00ヘクタールに10万本を植樹する。植えた地区は「森の育ての親」に登録し、末永く見守ってもらう。昨年は約1800人が4万4000本の苗木を植えた。
この日は、市内の小学生、企業も参加。中易紘一実行委員長が「十数年後には、青々とした森林になるように皆さんの力で緑を取り戻しましょう」と激励。山口千歳市長や山田寿夫北海道森林管理局長が、豊かな緑復活への
期待を込めてあいさつした。
参加者は、「軽石は除いて苗木は少し浮かせながら足で固めて」と指導員からアドバイスを受けながら、アカエゾマツやトドマツを丁寧に植えた。小学生の娘と参加した主婦(41)は「こんなにひどいとは思わなかった。少し
でも緑が戻ることの役に立てれば」と話していた。
植樹期間は20―27日。千歳青葉中の全校生徒(540人)が50周年記念事業で参加するなど、延べ2000人が緑づくりに汗を流す。
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