ID　3105

登録日　2007年 5月20日

タイトル

御柱の森後世に 成長願い記念植樹

新聞名

長野日報

元URL.

http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=7200

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下諏訪町東俣などで諏訪大社下社の御柱用材を育てる御柱の森づくり協議会（中村政道会長）は２０日、同町大平の諏訪大社社有林で御柱の森づくり樅（もみ）の木記念植樹を行った。関係者ら約１１０人が参 加して、モミの木の苗場整備や植樹作業をした。
　棚木場近くの社有林１３２０平方メートルに、苗木として育てる１５０本を仮植えし、成長木として育てる２メートル余りのモミの幼木１２本を植樹。苗場の拡張整備も合わせて実施した。
　中村会長は「１５０年後、立派な大木に育つよう思いを込めて植えてほしい」とあいさつ。一緒に活動する御柱用材を育（はぐく）む会の上條稔会長は「有史以来、大きな恵みを与えてきた森を後世のために継承していか なくてはいけない」と話した。
　来賓の青木悟町長は「地道な活動が限りある資源を守り育てることにつながる」と、平林成元宮司は「木をはぐくむことは心をはぐくむことにつながる。子孫に御柱が立派に受け継がれるように」と、それぞれ言葉を寄せ た。
　地元の下諏訪町木遣（やり）保存会がモミの成長を願って木やりを披露。参加者たちも、将来の御柱祭に思いを寄せながら、植樹作業に励んだ。苗場は日当たりが良くなるように周辺を除伐、拡張してあり、開いた土地 に新たにモミの苗木を植えた..

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