ID　2959

登録日　2007年 3月　7日

タイトル

今年の桜、入学式前に散る？

新聞名

産経新聞

元URL.

http://www.sankei.co.jp/shakai/wadai/070307/wdi070307006.htm

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気象庁は７日、九州から関東地方の今年の桜（ソメイヨシノ）の開花予想を発表した。記録的な暖冬の影響で、東日本、西日本とも平年より早咲きになると予想され、５６の観測地点のうち１５地点で平年より１週 間以上早まる見通しだ。
　開花予想が最も早いのは静岡の３月１３日。平年より１５日早く、四国の松山（同１７日）や高松（同１７日）も平年より１１～１３日早い。いずれも昭和２８年の統計開始以降、最も早い予想だ。東京は史上２番目に早い１８日 。
　各地の予想は福岡、名古屋が２０日▽横浜２１日▽熊谷（埼玉県）２４日▽大阪２５日▽京都２８日▽銚子（千葉県）４月１日－など。桜は夏ごろ、翌春の花のもととなる花芽を形成し、休眠に入る。冬の低温に一定期間さら されると休眠から目覚め、気温の上昇とともに成長し開花する。
　気象庁天気相談所によれば、開花から約１週間で見ごろを迎え、その後は天候や風などにより、花の散る時期が左右されるという。同庁は「開花が早い所は、入学式前に桜が散ってしまう可能性もある」と話している。
　開花時期が早まるとの予想を受けて、各地のイベントなども前倒し傾向に。東京・上野公園では夜桜を照らすぼんぼりの点灯を早めることを検討中。隅田公園（東京都墨田区区）の桜を観賞する水上クルーズ会社への 予約状況も例年に比べ早いという。
　東北の開花予想は２０日に、北海道は４月４日に発表される。