ID 2757
登録日 2007年 2月14日
タイトル
ヤマネコ保護で森林提供
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新聞名
佐賀新聞
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元URL.
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1618&blockId=333597&newsMode=article
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元urltop:
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写真:
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住友大阪セメントは14日、国の天然記念物で絶滅の恐れがあるツシマヤマネコの保護のために、長崎県対馬市舟志(しゅうし)地区に所有する森林16ヘクタールを、舟志地区や地元民間非営利団体(NPO)
などで組織する「舟志の森づくり推進委員会」に無償提供(貸与)する、と発表した。地元自治体やボランティアと協力して広葉樹の苗を植えるなど森づくりに取り組むという。
この土地は、セメント副原料の粘土を採掘するため保有していたが、代替物の利用が進み需要が少なくなり、土地の必要性が薄れていた。環境省などが支援する地元NPOから昨年4月に提供するよう申し入れがあり、
野生動物の保護に生かすことにした。
ツシマヤマネコは日本では対馬だけに生息。環境省のレッドデータブックで絶滅危惧種に指定され、推定生息数は80-110頭(2005年調査)。
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