ID 2756
登録日 2007年 2月15日
タイトル
福島小、ビオトープを再整備 「林」や「原っぱ」新設
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新聞名
徳島新聞
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元URL.
http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&m2=&NB=CORENEWS&GI=Kennai&G=&ns=news_117141609308&v=&vm=all
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元urltop:
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写真:
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徳島市の福島小学校で十三日、五年生百二十人が、さまざまな野生生物が生息する「ビオトープ」造りに取り組んだ。二年前に当時の五年生が手掛けた池のビオトープ(約二百十平方メートル)を再整備したほ
か、林のビオトープ(約三百平方メートル)と原っぱのビオトープ(約五百平方メートル)を新たに設けた。昆虫や野鳥がすみやすい環境をどう生み出すのか、児童自らが考え、授業参観に訪れた保護者も協力して作業に
励んだ。
ビオトープ造りは、ボランティアが指導しながら、池、林、原っぱの三班に分かれて行われた。池のビオトープでは「先輩たちが造ったビオトープをもっと良くしたい」と、材木で作った橋を池に渡した観察デッキ(幅約六
十センチ、長さ二メートル)や杉の丸太で作った全長二十メートルの観察路を新たに設置した。
林のビオトープは、多くの野鳥に訪れてもらおうと、ウメなどの樹木が植わる中庭に設置。野鳥の餌となる昆虫が生息できるよう、腐葉土や枝、石を樹木の下などに敷き詰めた。また、雑草が茂るプール周辺の敷地を原
っぱのビオトープとし、植物や昆虫の生息状況を観察することにした。
二組の松本真歩さん(11)は「作業は大変だったが、いろんな昆虫が増えてくれると思う」。母親の加奈さん(31)は「子供が生き生きとしていた。これからも続けてほしい」と話した。ビオトープ造りは総合学習の一環。作
業を続け、二月末までに完成させる。
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