ID　217

登録日　2006年 2月　4日

タイトル

広葉樹の半数台風被害なし　県林業試験場最新の研究発表会

新聞名

山陽新聞

元URL.

http://www.sanyo.oni.co.jp/34news/2006/02/03/20060203091517.html

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写真:

　

勝央町植月中、県林業試験場は１月３１日、同所で「研究発表会」を開催。県内の林業関係者約９０人を迎え、職員が最新の研究事例を披露した。
　同試験場の秋月隆穂場長のあいさつの後、職員５人がプロジェクターを使って、「台風被害の解析と耐風力を高める森づくり」や「里山林等の景観形成に関する研究」「県の林木育種のおける軌跡と展望」などのテーマ で発表した。
　台風２３号の風倒木被害について発表した黒瀬勝雄研究員は「調査した被害地ではスギ、ヒノキが９割の被害を受けたのに比べて、マツは約３割、広葉樹は約半数が健全な状態で残っていた」とし「復旧作業においては 森林を災害に強い状態で次世代に受け継ぐことが重要」などと話すと、参加者はメモを取って聞いていた。