ID 2729
登録日 2007年 2月11日
タイトル
一志の桜並木守ろう 児童ら枝切り、施肥
.
新聞名
中日新聞
.
元URL.
http://www.chunichi.co.jp/00/mie/20070211/lcl_____mie_____005.shtml
.
元urltop:
.
写真:
.
ことしも、きれいに咲いてね-。津市一志町大仰の雲出川沿いに植わっている桜並木を守ろうと、地元の「大井キッズクラブ」の小学生たちが10日、病気の枝の伐採や肥料やりをした。親や地域のお年寄りら
も加わって約30人が参加。桜が満開となる春が待ち遠しそうに、作業に励んだ。(大島康介)
同クラブは、大井小の児童を中心に自然と親しんだり、スポーツ大会を開いたりしている。
桜並木は1940年に植えられた33本のソメイヨシノ。最近、世話をする人もなく弱っていた。昨年、同クラブが初めて樹木医に診察してもらって、肥料やりなどの世話を始めた。そのかいあってか昨春は、桜も元気を取
り戻し花が散るのが遅くなったという。
この日は、電話線工事会社から、電話線の工事に使う高所作業車3台と従業員3人が無償で助っ人に。高さ約7メートルほどの桜の木から枯れた枝を切り落とし、子どもたちが拾い集めた。桜の根元には肥料をまいた。
「ここの桜は、自分が子どものころからずっと見てきた。残していきたいね」と地元の奥田良治さん(67)。大井小6年の上嶋祥平君も「咲いた時にきれいだから好き。ことしは花がきれいになったらいいな」と春を楽しみ
にしていた。
..