ID 3687
登録日 2007年 5月 1日
タイトル
梅の古木、治療に応え開花
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新聞名
東奥日報
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元URL.
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070501163900.asp
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元urltop:
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写真:
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根が腐敗し瀕死(ひんし)の状態で開花が心配されていた八戸市松館赤平の農業八森利男さん(69)所有の梅の古木「臥龍梅(がりょうばい)」が、治療に当たった関係者の予想を上回る約八十輪の花を咲かせ
た。樹齢六百年以上の古木は、生き延びてほしいというたくさんの人の思いに応え、かれんな花をつけている。
四月半ばからふくらみ始めた臥龍梅は二十八日に開花。三十日には名前のごとく龍(りゅう)が飛翔(しょう)するように伸びる枝の先端に花を咲かせていた。
八森さんは「期待に応えてくれた。長年見てきたが、今年は今まで以上に一生懸命に咲いているなと感じる」と感慨深げ。
三月から樹勢回復治療にあたっている田子町の樹木医釜渕一知さん(66)によると、木は危篤状態を脱したわけではなく、油断できない状態。それでも、三月に接ぎ木した若い苗木が順調に成長すれば、来春は今年以
上の花が望めるという。
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